BATIK - Licht Bestreben -

こんちわ。

先週末の土日はお休みを頂戴し

少し家族でエンジョイしてきました。

その模様はまた後ほど。

 

5月も最終日。

今日もバチクソ暑い。

っが!既に秋の新作がLicht Bestrebenより入ってきております。

なので

その中でこれからの夏でもがっつり使える一枚をがあるのでそちらをピックアップ。

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こちらは、ブランド定番のサイドベントルーズTシャツ。

 

ゆったりボリュームの身幅で

両サイドの裾に大きなサイドベント、いわゆる切込みを入れた仕様に。

これは、生地流れも生まれやすくなるし

動きやすさはもちろんのこと、手をパンツへのポケットインもしやすくなっていたり

機能的にもデザイン的にも言うこと無しの仕様となっております。

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生地はコットン100%の度詰めでツヤ感あるクリーンな表情が◎

また自宅洗浄もしやすく、お手入れもしやすいのがGood.

 

着用の絵面はこんな感じで。

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ゆったりボリュームは見ての通り。

先にも記したツヤ感もあって雰囲気がめっちゃええ感じです。

 

そしてようやく触れます。

何より、何よりもこの左前についたこのプリントが

このプリントTのハイライト。

 

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こちらのプリントは今コレクションで表現した四季の中でのを表現しており

デザイナー個人が思い入れのある雪と夜という構図を

マニアックな加工となる”BATIK=ロウケツ”で描かれております。

 

溶かした蝋を生機もしくプリント下地に定着させ

その後、染色を施すことで蝋の部分のみ染まらず

尚且つひび割れたような奥行きのある表情で地色が出現する加工法。

この一連の加工工程をロウケツ染色と呼び

ほぼ全て手作業で1点1点行われる非常に非効率な加工となっております。

 

そのような加工の中

溶かした蝋を特殊なエアブラシで樹のプリントの上から吹き付けて

吹雪を再現した加工も見事。

樹木のシルエットはアクリルで型をくり抜き

ここでも蝋を吹き付けより存在感をプラス。

 

文章書いてても上記説明じゃ理解しづらいかと思いますのでもっと完結に記すと

 

Licht Bestrebenでは本来用いるはずのまっさらな生地を使うのではなく

あえて白色の生地をベースに使い

そこにロウケツ加工を施し

その後、黒に染めての出来上がりとなっております。

 

このまっさらな生地を使うのではなく、白色の生地を用いることによって

エアブラシの吹き付けでの蝋の色の抜け感のまばらにしています。

これは白の生地を用いたからこその表情となっております。

面白いですよね^^

よって、このロウケツ染に関しては柄が入っている箇所はどのアイテムも同じながらも

1点1点、多少表情が異なることは予めご了承下さい。

 

ちなみに、こちらのロウケツ抜染は京都の100年以上続く老舗の着物屋さんに依頼しての加工のようで、実際に主に着物や暖簾に使用されています。

アパレルウェアブランドとしては非常に珍しいとのことのようです。

 

非効率

このようなデザインではあまり使われていない加工

一日の生産枚数が少ない

 

といってことをふまえていただくと

納得のお値段、加工かと思います。

ぜひ✓してみて下さい^^ 

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バチクソ可愛いTシャツ、要チェック✓

 

注意事項として
※加工方法の特性上、ロウケツ抜染部分の生地のベース色とそれ以外の部分に差異が生じます

※柄の表情は色を抜いているので洗濯しても全く変わりませんのでご安心下さい
※全て一点ずつ多少表情が異なりますので、それも含めてお楽しみいただければ幸いです