liberum arbitriumのスペシャルな一着

こんにちは。

せっかくの三連休だというのに今日は雨模様ですね。

9月、10月も週末に限って雨の日が多かったですよね〜、今年はタイミングの運がない。

 

そういえば昨日は、東通りに新しく出来ました、のぶちゃんの寿司屋さんに行ってきました。のぶちゃんと言えば、和歌山発祥の大衆居酒屋で、チェーン店にしては新鮮なお魚をふんだんにつかった料理を安価で味わえるという事もあり、ランチ特集などでもTVや雑誌の媒体で多数紹介されてるお店。

 

そのお店が、以前回転寿し店舗だった場所を居抜きで改装して、東通りのメイン通りに寿司と海鮮の居酒屋さんをオープンしていたので早速お邪魔してきました。

抜群に鮮度が良い!というわけではないかもしれませんが、お寿司と海鮮と、揚げ物等の一品をあの価格でバリエーション豊かに食せるのは良いなと思いました。穴子の一本揚げやヒラメの唐揚げに、活たこや真鯛の寿司、カキフライ等々を注文しまして、〆にはうどん、飲み物も生ビールを4杯程頂いたのですがお会計は二人でたったの4000円。梅田でお安くお魚を頂ける、ちょっと庶民的な居酒屋をお探しの際はおすすめできるお店です。

 

 

さて、今日も飯の話から始まりまして、やはり秋は食欲の季節!そして秋はコートの季節!←

 

ということで、本日特筆してご紹介したい一品はこちら↓

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liberum arbitrium / multi fabric soutain collar coat : ¥102,900

http://www.aluvous.com/product/678

 

 

入荷後から多数お問い合わせ頂き、店舗にも見に来て頂けるお客様が多数の一品。

ご検討中のお客様も多い一品ですが、即買いと行かないのはやはりこのお値段。

ALuvousでのセレクトラインナップでは、ステンカラーコートやチェスターコートのお値段帯は5万後半〜高くても8万後半が多い中で、あえてこのプライスゾーンの一着をチョイスしてくるその“ワケ”。

 

それはその価値がある、そして自分自身このアイテムのこのプライスという事実に納得しているから。

 

なぜならば、

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liberum arbitriumのお値段がお安くない理由。それはデザイン性だけではありません。

ほんとに良い“素材”を使って一級品の洋服を作っているからです。

 

マルチファブリックと名前のつきましたこちらのコートは、裏地を含めて計5種類のテキスタイルを使用。お値段を下げる為に、生地の質を下げてデザイン重視で勝負!という洋服とは一線を画した、素材選びから拘りに拘り抜いた上質な一着なのです。

 

上に見えますカーキの部分は、毛足が短くマットで高級感漂うコットンのベロア素材×これまた上質なコットンナイロンのスポーティな素材で切り替えられており、二つの上質な素材の掛け合いが素晴らしく相性の良い切替デザイン。ベロアとナイロンの切替ってたぶん他のブランドでやってるところはほとんど無いと思うし、それをあえてカーキで上品にまとめるというその斬新なデザイン発想。デザイナー光岡氏、さすがです。

 

それに付け加え、袖とディテールワークにはレザーを採用。このレザーもまた一般的なそれとは差別化された“ホースレザー”を採用。見た目の重厚感とハードさとは裏腹に、滑らかで柔らかい着心地が特徴で、着用時は袖がレザーだとは感じさせない軽快さ。

極めつけは切替部分とストームフラップのエンドに配されたはみ出しパイピング。こちらも同じくホースレザーを採用しており、カーキのマットな表情にメリハリを注入してくれるとともに素材感の違いで立体感も演出してくれています。こういった一手間を惜しまないディテールワークもやはりliberum arbitriumの良いところ。

 

袖裾のジップアップにはもちろんラッカーニ社の気品溢れるファスナーを採用。ちらりと黒光りするその光沢感が、アイテム全体の雰囲気をさらにクラスアップしてくれています。

ボタンにはこれまた単価が非常に高いであろう本水牛のホーンボタンを使用。プラスチックや樹脂のそれと比べ、長年愛用しても劣化しにくく、尚かつ高級衣料であるという事の証でもあります。ボタンって意外と服の印象を左右する大事なポイントなので、これもうれしいですね。

 

身頃裏地にはリネンを採用し、背面の軽快な着心地と通気性を確保するとともに、脱いだ時の見栄えもgood。袖裏にはキュプラを配し、ニット等を着用の際にもするっと腕が通る抜群の着心地。

 

 

ずらーっと書き綴りましたが最後に着用画像

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ややオーバーサイジングな設計で、肩はオフショルダー気味。少し後ろに倒して着こなすバランス感がおすすめ。

首グリも適度に開いており、フロントを全て閉めても窮屈感のないテン下がり幅。男の色気を出せる、なんとも絶妙なパターニングです。

スリーブのパターンもキレイで、しっかりと前振りされたシャープなカッティングと丁寧な袖付けは、ステンカラーコートのカジュアル感を一切排除するクリアーでリュクスなライン。アイテム的には少し野暮ったい色目ですが、着用時はすっきりと、そしてモーディに着こなせます。

 

今季はやはりアウターは緩めが旬だし気分。でもただただ緩いだけではなく、メリハリの効いた綺麗なシルエットも求めたい、そんなエンドユーザーのニーズに応えるかのようなサイジングですね。パターン、素晴らしいです。

 

最後にランウェイでのルック画像を

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白のシャツと細みのトラウザーとの合わせがかっこいいです!ナイススタイリング♩

ALuvous的には、インナーにニット系をチョイスしたり、あえて足下をスニーカーで外すといった遊び心を付けたコーディネートもおすすめ。こちらはお好みでどうぞ^^

 

 

という感じです。久々に書きに書きました。w

 

 

それだけ拘りが凝縮された、至極の一着だと言う事です。

妥協の“だ”の字も見当たらない、ほんとに渾身のステンカラーコート。

 

僕が言うと少し角が立つかもしれませんが、このアイテムでこの上代設定は個人的には妥当だと思います。それはもちろん自分自信が定価で買う事を想定して、です。

むしろデザインやブランドクウォリティーやイメージのみでぼったくってる高級衣料より、かなり良心的なお値段設定だと思います。個人的には。←

 

 

今シーズンのliberum arbitriumも大変ご好評頂きまして、残っているアウターは最後に入荷したこの子が最後。

今シーズンの店舗オーダー分は完納ですので、正規オーダーによる同ブランドからのこれ以上の入荷予定はございません。

 

 

ALuvousが自信をもってセレクトして参りました10万円オーバーのハイエンドアイテム。ぜひお手に取ってその“良さ”をご確認頂ければと思います。

 

 

ながながとすみませんでした。

 

本日は足下が悪いですので、ご来店のお客様はお気を付けてお越し下さい。

 

本日も皆様のご来店をおまちしております^^

 

 

かとう