こんばんは、かとうです。
今日は朝まで降り続いていた雨も上がり、気持ちのよい陽気の一日でしたね^^
それとは逆に、先日の大阪都構想における住民投票の一件。。非常にもやついた気持ちで開票結果を受け止めました。
今日は珍しく少し政治の話を…
青が賛成、赤が反対というグラフ。
ひじょーーーーーに摩訶不思議な結果ですよね?
だって20代〜60代の票割れは、その全ての年代別の票をどのように足し算しても賛成票が多数という結果になります。
そう、20代・30代・40代・50代・60代・70代各年代が占める全体票の割合を仮に、仮にですけど同じとしたら(全年代17%相当と考える)、賛成票割合は55.108%になりますよね。
しかし!住民投票の結果はなんと僅差で反対票が多いではありませんか!
そう、要するにここから分かるのは70代以上の投票が全体票の多くの割り有りを占めているという事ですね。
私がここで述べたいのは、反対票に対する意見ではございません。反対票を投じられた方も様々な意見がおありのことかとは思いますし、それぞれ考え方は違って至極当然。
何が言いたいかというと、若年層の民意が反映されてない、いや反映させれていない住民投票に終わってしまったのではないかという事。
大阪市も少子高齢化ですから高齢層の割合が増えるのは当たり前ですが、下記の表を参考にすると…
選挙権の無い15歳〜19歳が含まれた統計なので正確な数字ではないにせよ、これだけを見れば大阪市の人口について、20歳代〜60歳代の合計人口が70歳以上の合計人口よりもちろん多いわけです。当然ですが。
てことはですよ、この有権者全員が投票に行ってなおかつ1つ目のグラフの通りの票割れ率だったら圧倒的に賛成票が多くなるはずという事です。
…つまり、20代〜60代の投票率が低いが故に、70歳以上の投票率が全体票の多くを占める形になった。という事でしょう。
結論を申し上げますと、
【今回の大阪都構想は若年層の投票率の低さがこの結果をもたらし、そしてその若年層の多くは都構想に賛成だったが選挙に行ってない人が多い】
という風に私は解釈しています。
ところで私、昨年に高槻市から大阪市に引っ越したので今回は選挙権があるかと思いましたが…一週間前になっても選挙案内が届かない。
どうゆうことかと選挙管理委員会に問い合わせたところ、住民票移動と納税のタイミングの云云かんぬんでまだ大阪市民としての選挙権がないと言われました。(現段階では高槻市民扱いだとのこと)
行きたい選挙に行けず、見守った結果がこの結果。
非常に歯がゆいです。
やはり若年層が、<物事を変える・進める>中心になっていかなくてはいけません。今後の世の中を担って行くのは今の若年層なのですから。
まずは我々20代、30代の国や政治に対する意識変革が必要なのかもしれない…そう思った今日この頃。
もう一度大阪が変われるチャンスがあることを、そしてその時は若者がしっかりと選挙に行く事を、切に祈ります。
☆今回のブログは大阪都構想について賛成・反対どちらかを肯定・否定したいという旨のブログではございません。また高齢者のご意見について否定や批判をするつもりも毛頭ございません。性別・年代によって感じ方は違いますし、また同年代であってもそれぞれ意見は違って当然だと思います。
これはあくまで若年層の投票率とそこに起因したと思われる選挙結果について自分なりの疑問と、これからの課題について述べさせて頂いた次第です。
いち大阪市民の意見として、客観的にご一読頂ければ幸いです。
かとう