こんばんは、かとうです。
今日も新作が入荷して参りまして、写真撮ったり云云かんぬんしてたらこんな時間!
こうやって入荷が増えてくると、ドキドキも増してきて楽しい!
さて今日二本目のBlog更新。
その内容は、立ち上がり目前の“2015-16 Autumn & Winter”について。
今週末には皆様のお手元に、当店オリジナルの秋用スタイルブックをお届けする予定です。
それを踏まえ、今秋冬における当店のコンセプトを綴りたいと思います。
当店主要ブランド様のルックを交えながら、簡潔にお伝えして参ります!
①ニュージェネレーション=ジェンダーレス
これは前に“2016 SS”というタイトルのブログでご紹介させて頂いた中にもございましたが、今後のファッションシーンを語る上で避けて通ることの出来ないトピック。
とは言いますが、もちろん避けて通って頂いても構いません。
が、避けて通らない方がより一層ファッションを楽しむ事が出来る、そう確信しているトピック。
まずこちらから。
こちら上はN°21のメンズコレクション発表のランウェイより。
下はSISEのメンズコレクションルックより。
見ての通り女性です。どうみても女性です。女装した男性ではありません。
しかしこの女性達が着てる服は“メンズ”。メンズ用に仕立てられた洋服です。
N°21はメンズコレクションとレディースコレクションがはっきりとカテゴライズされており、SISEはご存知の通り完全なメンズブランド。
しかしどうでしょう?
その“男性”用の服を着ているは“女性”。
しかしその男性用の衣類に使われている素材やディテールは、今まで我々が“女性だけのもの”とおもってたレースやツイード。女性だけが付けて良しとされるパールネックレスに、ソックスと合わせた冬のサンダルスタイル。。
あ、でもモデルは女性だからいいのか。いや違うぞ、でもこれメンズブランドやん…!
はてさて?ややこしくなってきましたね?
そうです、そこに固定概念があるとややこしくなってくるんです!
ということで、ちょっと分かりやすい例を。
ワンピースやスカートを纏った男性モデル。
こちらはlicht bestrebenのコレクションルック。
ご存知の通り同ブランドも完全なる“メンズブランド”。
決して“ユニセックスブランド”ではございません。
何が言いたいか?
そうです、ファッションにおける“垣根を無くす”というのが、ブランド樣方のご提案と同じく、我々ALuvousの2015秋冬シーズンの大いなるコンセプトでもあります。
スカートは何故メンズが履いてはいけないのか?ワンピースをなぜメンズが着てはいけないのか?
そもそもどちらのアイテムも、洋服の歴史としては女性用に限られた物ではございません。
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スカートは元来、エジプトやスコットランドで男女共通の衣類として親しまれていました。それがいつの間にやら“スカートは女性用”という現代ファッションの固定概念に縛られる事に。
ワンピースは元来、ギリシャはアテネや古代ローマで男女共に親しまれていた衣類です。皆様もご存知の通り、古代ローマを舞台とした映画等で目にする男性がまとっているもの、それは完全なワンピースです。
おっと、うんちくはこれぐらいにしましょう。
ここで考えてみて下さい、男性諸君。
我々のワードローブに物足りなさを感じませんか?
女性の衣類みたいにもっとバリエーションがあったらいいのに。。
もっと色々なコーディネートを制限無く楽しめたら良いのに。。
女性のファッションにはバリエーションがあって羨ましいですよね!
上にあげたワンピースやスカート以外にも、サロペットやハイウェストパンツ、キュロットにブラウスにノースリーブに付け襟にサンダルにヒールに。。
素材で言えばレースやツイードやシフォンやジョーゼットやオーガンジーや鉤針編みや。。
挙げればきりがない!
けどそれとは逆に、最近レディースシーンでも定番化してるトレンチコートやMA-1やチェスターコートなどの外套は、本来歴史的には紳士だけがたしなむ衣類だったはず!
なのに女性ってだけで用意にファッションに取り入れてこんなにもかわいく着こなしちゃって!うらやましいったらありゃしない!
なんで男性はもっと自由な着こなしが出来ないのか!
男らしくない。
女々しい。
だらしない。
奇抜。
若い。
男が少し新しいファッションに挑戦しようとすると、日本の世はこぞってこんなリアクションです。
偏見だ!そんなもんは!ばかたれが!
紆余曲折な時代の流れを経て、また時代背景も相まって、現代のメンズファッションはいつのまにか退屈なものになりかけていた。
しかしそれがようやく変われるときが来たのです!
要するにですね、当店お取り扱い以外の各ブランド様を拝見しても、“男だからこれしか着てはいけない”という固定概念を覆そうという提案が多くを占めてきているのです。
かのN°21デザイナー、アレッサンドロ・デラクア氏も「テーマは“ごちゃまぜ”、自分が気ままに着たい様に作った」と、来16SSのコレクション内容を語っています。
“退屈”からの“脱却”
これは、新時代の到来?
いや、はたまた原点回帰?
とにもかくにも、男性ももっと自由にファッションを楽しめる、そんな時代がやってくる!
…とはいいますが、そんなすぐにはやってこないでしょうな。w
日本の一般的な世の中にとけ込んで認知されるのはもう少し時間がかかるかもしれません。
男性のショーツスタイルが日本で一般的に受け入れられるのに3年ぐらいかかったみたいにね〜
けど、ALuvousでは、そして感度高きファッショニスタの皆様の中では、そんな時代がもう来るんです!
もっと自由に!
もっと楽しく!
“新しいものへの挑戦”は時に勇気がいりますが、その先陣は我々ALuvousにお任せあれ。
既に入荷しているそんな“ジェンダーレス”なアイテムは勢い良い動きだし。完売の物も多数。
皆様の最高にビンビンな感度に、胸が高鳴るALuvousです。
難易度高きアイテムから取り入れやすいアイテムまで、幅広くセレクトしておりますので、今シーズンの気分にあった一着で新しいスタイルをぜひ。
…て、え!?
これ、まだトピック①!?
簡潔に言うたのに結局ーーーーっ
ほんとは⑤まであったのに…w
でも今日はもう無理…w
なのでせめてトピックだけでも…
②ニューミリタリー&ハイブリッド
③続、レイヤー
④短いか長いか
⑤ちょっとだけワイドな気分
ほんとだったらこんな感じです。
①に入れ込みすぎましたね。w
②〜⑤は、また後日アップします。
アップ…出来るかな?w
乞うご期待、ということで。
男のショーツはきもい、なんて言われてた時代がなつかしいっすね〜
かとう