残酷でした

子供は残酷。

 

今日の朝。

娘たちを保育園に送り届ける際、園に入ると長女のお友達たちがよってきて長女に何かいうてます。

 

「あーあかんのにー!」

「○○あかんのにー!」

 

と、あうお友達の女子たちに次から次へと言われていきます。

 

長女が悲しそうにしてたんですけど、僕はこの○○の部分が何いうてたんか聞こえなかったんでなんやしつこいな〜と思って僕が

 

「なんやなんや、何があかんねん?」

 

と、一人の子に聞くと

 

「直飲みのやつあかんねんでー!」

 

「は?何?」と今一度聞くと

 

「直飲みのやつあかんねんデー!」

 

と。ここでようやく僕も理解して、今日は保育園の運動会の練習もあって水筒を持参しなあかんくて、その水筒を首から下げてましてね、それを見てお友達たちが上記のようなことを次から次に言葉を浴びせてきていました。

 

僕はその「直飲みの水筒がダメ」という事実を知らなかったので

 

「あーそうなんやー間違ったな〜」

 

と、娘にいうも娘はまだまだお友達たちに

 

「あかんのに〜!直飲みのやつあかんのに〜!」

 

と、もはや罵声の如く同じ言葉を次から次に浴びせられてて

 

流石に僕も娘がいじめられているように見えてきて(ていうかもはやイジメ)

腹立ってきてもうてやや大きめの声で

 

「オーケーオーケー!わかったわかった!パパが知らんくて間違って持ってきてもうてん!」

「もうわかったからそないなんべんも言わんでええでー!」

 

と、言い放って長女を連れ建物にようやく入って朝の用意をしにいきました。

 

それから娘はとぼとぼと歩いて進み(本人はなんも悪く無いのに)

朝の用意をして朝は園庭で遊ぶのでもう一度靴を履きに戻りました。

 

その後は僕は次女を送り、長女ともバイバイして一度家に帰るんですが、どうも腹たちすぎてもうたんでその水筒の飲み口の部分を取り替えにもう一度園に取り替えに行って、娘は嬉しそうにしてそれでようやくひと段落。て感じでした。

 

いや〜これね。

正直、悪いのは娘ではなく、飲み口の設置を誤っていて我々親であるわけなんでほんま娘に申し訳なかったです。

それと、子供たちは何も悪気もなく、ただ単純に”園の決まりでダメ”といった理由でこの”あかんのにー!光線”を放ちまくっているだけなんで、子供たちも大きな意味では悪くないんですよね。

ただその純粋な感じが逆に残酷で、ほんまイジメみたいな構図になっていて「あ、こういうのやな」と些細なことながらもイジメというもののきっかけを感じ取れた瞬間でした。

 

”悪気がない”

”正論を言っている”

 

けれども”人を傷つけてしまっている”

こう言った些細なことながらも、娘は体感したわけやし、逆に自分はそう言ったことをしたらダメやでと僕が自らの謝罪とともに娘に伝えました。

 

「瑚和(長女の名前)は嫌な気分なった?せやったら同じようなこと誰かが間違ったことをしたときにしたらあかんで?お友達が間違ったて言うてるときなんかはあかんのにー!とか否定するんやなく、間違ったかーそうかーと、一呼吸おいて状況判断したりや」と。

「相手を、友達を思いやれるようにならんとあかんで。 嫌やったことはしたらあかんでな」と。

 

どこまで理解してくれたのかはわからないですけど

少しでも頭に言葉が残っていけばええなと思って日々色々と伝えてます。

 

みんなが思いやりのある人間になって欲しいもんです。

 

なんし自分の娘がいじめられているような絵面を見るのはクソほど腹立つもんやなと実感した今日の午前9時でございました。

 

 

と、前置きのつもりで書いてたらだらだらと書いてしましたのでこの辺で。笑

 

本日はyoshio kubobassikeがちょびっとだけ入荷がありました!

 

オンライン上では明日には解禁できるかと思いますのでお楽しみに!!でわ。