サスティナビリティ。
環境に配慮したものづくりはファッションにおいても他人事ではなく
国内基準ではそこまで厳しい状況ではないようですが
海外基準と捉えるともはや当たり前の取り組みのようです。
サスティナビリティ = sustainability
直訳すると”持続可能性”という言葉になります。
「人間活動や自然環境が多様性と生産性を失うことなく、長期的に継続できる能力」
といった概念を指し環境問題や資源開発についての取り組み。
ファッションにおいて端的にいえば
大量生産、大量消費、大量廃棄
今回のタイトルにもあげたレザーなんかも動物を殺傷するリアルではなく
つくるレザー、フェイクの方を推奨しているのは周りを見渡しても明らかですよね。
ジェンダーにおいての捉え方もまたその一つのようで
ファッションにおいても、アルブでは以前よりそうですが
モノづくりにおいて男女関係ない洋服作りとなっていっているような流れもみられます。
また、経済面においても労働格差であったり貧富の差といった部分においても
平等が謳われていっている感じですよね。
SDGsがまさにその流れでしょう。
と、ちょっと話が大きくなっていって今日の本題からずれていきそうなので
この話はこのへんで終わりで。
今日はそんなサスティナブルの流れでよくみられる
フェイクレザーにフォーカスを当てます。
皆さんはどっちが好きですか?
フェイクレザーかリアルレザー。
正直、僕はどっちが良い!なんてのはなく。
どっちも好きです笑
今見渡すとどっちのアイテムもあったのでピックアップしてみました。
まずは、リアル。
A.F ARTEFACT×D.HYGENのMA-1タイプのレザージャケット。
こちらのレザーはHUOSE LEATHERを採用。
カタチとしてはアームにはフィット感ある細めのアームラインがかっこよく。
身幅自体はややゆとりありながらもスッキリとシャープなラインに。
首周りや裾についたリブは柔らかくてノーストレス。
HUOSE LEATHERはホース。馬ですね。
厚み自体はそこまで分厚くなく、むしろ薄い印象なんですけどハリというかしっかりと丈夫な質感で重さ自体も軽い方なのかなと。
馴染みの良い質感で長く楽しめそうな印象です^^
お手入れとしては基本的に表面についたホコリや汚れは乾いたクロスや布でさっとふくだけで大丈夫そうです。
レザー自体がぱさついてきたりしたら専用のデリケートクリームをさっと塗って乾いたら布でさっと乾拭きでOKのようなので結構楽ちんな手入れかなと思います。
本皮のいいところは使えば使うほど馴染みが増していき
なんというか、本当に「かっこよくなっていく」のが最大の特徴です。
使い古して長く使うほどかっこよくなっていくとか最高ですよね。
これこそサスティナビリティやん。違うか。
そんな本皮の良さはさておき
こちらはフェイクレザー。
LIBERUMのシンセティックレザーのシャツコート。
見た目はもはや本皮となるシンセティックレザーを用いたシャツコートはフード付き。
カジュアルからモードまだ幅広く対応しやすくレイヤードでも重宝間違いなしの一品。
全体的にゆったりとリラックスサイズで羽織りやすく着やすいのが◎
裏もスウェードのような見た目で、マジで「え?本皮やん。」って感じです。
ちなみに、フェイクレザーといっても、色々な名称があることは知っていますか??
エコレザーとかシンセティックレザーとか、人工だの合成だの。
呼び名はそれぞれで、厳密に言えばそれぞれ違いはあるんですけど
もはやフェイクはフェイクなので
一色端でフェイクレザーでええかと思います。
で、そのフェイクレザーのお手入れですが
ここに置いては今いうた全部一緒のフェイク、というわけではなく
ものによってお手入れ方法は変わってくるのでそこはちょっとググれば出てくるので
何かしらのフェイクレザーをお持ちの方はそれに基づいてケアしてやって下さい^^
こちらのLIBERUMのシンセティックレザーについては
軽くついた汚れ等は本皮同様に
乾いたクロスや布でさっとふくだけで大丈夫。
こちらは自宅洗浄はNGなので拭き取る、そして陰干しで対応して下さい。
もしくはクリーニング屋へ〜って感じですね。
フェイク系は使い込めば使い込むほど、他のお洋服同様に劣化してくので
本皮とは真逆の結果となります。
手入れどうこうではなく
ここがリアルとフェイクの大きな違いかなと思います。
使うほどかっこよくなるリアルレザーと
使いほど劣化していくフェイクレザー。
これだけ見ると、いや、ほなリアル一択やろって感じになりそうですが
フェイクはフェイクなりに最初から着心地よく使いやすいのが多いし
そういった違ったメリットもあるのでどっちが良いとは一概にいえません。
ほんともう、好きな方が間違いない方って感じですね。
リアルかフェイク。
あなたならどちらでしょうか。
どっちも!なんていう僕と同じ意見の方は、どっちもいっちゃいましょう^^
サスティナビリティについては
考えものですね。